縮毛矯正とは?おすすめできる人とおすすめできない人の違いとは
こんにちは!東京 銀座 縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
→くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
5年くらい前はほとんどいなかったのですが、最近すごい“縮毛矯正専門美容室”や“くせ毛専門美容師”という謳い文句を唱える方が増えてきましたね。
なぜなら美容院も今やコンビニや郵便ポストよりも多い大変な時代なので美容師の独自化(個性)がテーマになっているからです。
くせ毛の方は本当にナイーブな悩みを持っていますので、専門の美容室や美容師さんが増えてくるのはとても嬉しい事です。
実際に僕の所にも北海道〜沖縄まで日本全国からくせ毛に悩み縮毛矯正かけにくるお客様がご来店下さいます。
最近は海外(イタリア、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジルetc…)在住の方も帰国のたびにご来店下さいます。
その方達が口を揃えて言うのが「家の近くの美容室で一度失敗をされて以来、地元の美容室では怖くてできなくなりました」という事です。
はっきり言って縮毛矯正は美容室の施術の中でも失敗がとても多い技術です。
しかも一度失敗をするとカットやカラーと違って取り返しがつきません。
それでもくせ毛の方に縮毛矯正がおすすめなのは
・毎日のお手入れがとても楽になる
・乾かすだけで髪に簡単にツヤが出る
からなのです。
今回の記事は
縮毛矯正をかける時のメリットとデメリット
縮毛矯正をかけた方がいい人とかけない方がいい人の違いとは
というお話をさせていただきます。
今回のゲストの方はくせ毛に悩み縮毛矯正を初めてかけたいとご来店下さいました。
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本日のゲスト
【髪の悩み】
・頭が大きくなってしまうのが悩み
・大きくて強いうねりがある
・左右でうねり方が違うので髪がまとまらない
一見すると「うねりを出してくせ毛を生かしてもいいのでは?」と思いがちですが。
この左右のうねりが違うというのがヘアスタイルをまとめる上でとても扱いづらくなります。
このモデルさんの場合はどうしても髪が全体的に左に傾いてしまっています。
くせ毛というのは毛穴の形からすでにうねりが決まっていて、くせ毛の特性で髪が同じ方向にうねるので、バランスを綺麗に見せるのがとても難しいのです。
このうねりを取って左右均等で綺麗なヘアスタイルにできるのが縮毛矯正です。
ただここで縮毛矯正をする前にしっかり理解して欲しいことが一つあります。
それは縮毛矯正のメリットとデメリットです。
縮毛矯正のメリットとデメリット
【縮毛矯正のメリット】
“一度かけた部分は半永久的にストレートを維持できる”という事です。
これはくせ毛の方からしたらとても素晴らしい事なのですが。
そのメリットは、人によってはデメリットにもなってしまうのです。
【縮毛矯正のデメリット】
“一度かけた部分はストレートが残ってしまうのでパーマがかかりづらくなる”という事です。
ストレートの部分がずっとのこってしまうからこそ、ヘアスタイルを変えるのがどうしても難しくなってしまいます。
縮毛矯正をする時はこのメリットとデメリットをしっかり理解してからかけるようにして下さい。
ではどんな人に縮毛矯正は向いていて、どんな人に向いていないのでしょうか。
縮毛矯正をするべき人とはどんな人?
・毎日の朝の時間を短縮したい
・髪にツヤがあって綺麗と褒められたい
・髪のボリュームを抑えたい
そんな方たちにとって縮毛矯正はまさに魔法の技術です。
縮毛矯正はやり方次第で、髪に痛みをほとんど与えることなくストレートヘアにすることができます。
縮毛矯正をかけない方がいい人
・髪型を頻繁に変えたい人
・髪にボリュームが欲しい人
これに当てはまる人は縮毛矯正はやらずに”くせ毛を生かすカット”や”くせ毛に合わせたパーマ”をかけることをおすすめします。
本日のゲストは毎日のお手入れを楽にして、綺麗なストレートヘアにしたいという希望から縮毛矯正をかけさせていただきました。
縮毛矯正のこだわり
1、髪の状態に合わせてお薬を塗り分ける
髪は根本と中間と毛先によって痛み方が違います。
髪の状態に合わせてお薬を塗り分けることが痛まない縮毛矯正をする上で一番大切なポイントです。
僕はお薬の塗り分けの時に1パネルごとにペーパーをはり、クセの強さ、髪の太さ、前回の縮毛矯正の伸び具合を見ながら丁寧に塗り分けます。
2、アイロンの温度をクセの強さによって変える
クセの強さは【襟足、後ろ、横、もみあげ、産毛】によって全く違います。
全てのくせを同じ温度でアイロンを当ててしまうと、髪が傷んだり、クセが伸びなかったりします。
クセの強いところは高温で、クセの弱いところは低温でアイロンをあてることにより、髪の痛みなくくせを伸ばすことが出来るのです。
仕上がり
毛先にはクセの自然なカールを柔らかく残すことにより、乾かしただけで内巻きに入るようにしました!
内側のクセもしっかりとることにより、頭がとても小さくなります。
このうねりの幅のくせであれば半年に一回のペースで縮毛矯正をするだけで、綺麗なストレートヘアが維持できます!
最後に一緒に写真を撮らせていただきました!
これからは毎日乾かすだけでこのようにツヤツヤのストレートヘアになります!
今までにない新しいヘアスタイルを楽しんでくださいね。
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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【リアルヘアカタログは画像をクリック】
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最後までお読みいただきありがとうございました。
Michio Nozawa Hair Salon Ginza 店長 井上 賢治