【検証!】縮毛矯正をしたボブは丸顔に似合うのか!?
丸顔だけど縮毛矯正をしてボブにしたい人
よくこのようなご相談を受けます。
大体の方が縮毛矯正に憧れはあるが、担当の美容師さんがそう言うならと結局かけられず、泣き寝入り。
今回はそんなお悩みを解決します。
結論から言いますが縮毛矯正をしたボブは丸顔に似合います!
大切なのは、縮毛矯正のやり方とヘアスタイルです。
・くせ毛で縮毛矯正をしたほうがいいのはどんな人?【3つのポイント】
・縮毛矯正とボブの相性は?【解説】
・縮毛矯正と一番相性がいいボブの形とは?【ボブの種類】
・【検証!】縮毛矯正をしたボブは丸顔に似合うのか!?
年間3000人以上のくせ毛の方を担当している
東京 銀座の縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
≫くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
今までの多くの経験から感じていることを記事にしました。
この記事を読んでいただき、少しでも多くの丸顔で悩む方の助けになればと思います。
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くせ毛で縮毛矯正をしたほうがいい人はどんな人?
縮毛矯正をする際によくあるのが
「自分のくせ毛は縮毛矯正をしたほうがいいのか、それともくせ毛を生かしたほうがいいのかわからない」
と言うお悩みです。
僕はこの3つの希望がある方には縮毛矯正をおすすめしています。
1、髪にツヤが欲しい
2、頭を小さく見せたい
3、毎日のお手入れをできるだけ楽にしたい
なぜならくせ毛を生かしたい場合だとどうしても
・髪にツヤが出ない
・頭がどうしても大きく見えてしまう
・毎日必ずスタイリングが必要になる
からです。
縮毛矯正とボブの相性は?
縮毛矯正は以前はボブにはできないと言われていました。
なぜなら
・真っ直ぐになりすぎる
・くせがすぐに出てしまう
と言われていたからです。
しかしそんなことはありません!
僕は縮毛矯正とボブはロングより相性がとてもいいと思います。
✔︎縮毛矯正とボブが相性がいい理由
・髪にツヤが出るのでボブと相性がいい
・髪の表面が長いので重さで縮毛矯正のもちがいい
・ボブは毛先に厚みを出すことができるので髪が傷まない
・髪を乾かす時間が早くなるのでロングより髪の痛みを少なくできる
もちろんロングと縮毛矯正も相性はいいですが、僕が気になるのは【髪の傷み】です
長年、縮毛矯正をしていると毛先はどうしても毛量も軽くなり痛んでしまいます。
ボブにすれば毛先に厚みが出るので髪が痛みづらくなります。
髪を乾かす時間も早くなるので綺麗な状態を維持することができるのです。
縮毛矯正と一番相性がいいボブの形とは?【ボブの種類】
まずボブの種類は大きく分けて
・ワンレングスの切りっぱなしボブ
・前下がりボブ
・前上がりボブ
と3種類になりますが、縮毛矯正と相性が最も良いのは”ワンレングスの切りっぱなしボブ”です
それぞれのボブの特徴(メリット・デメリット)についてお話しましょう。
✔︎ワンレングスボブ
〈メリット〉
・表面と襟足も長さがあるので縮毛矯正のもちが良い
・乾かしただけで形になりやすい
〈デメリット〉
・全体的に少し重くなってしまう
✔︎前下がりボブ
〈メリット〉
・まとめやすく収まりも良い
・頭の形を綺麗に見せられる
〈デメリット〉
・襟足が短くなるため縮毛矯正のもちが少し悪くなる
✔︎前上がりボブ
〈メリット〉
・ヘアスタイルに柔らかさを出しやすい
〈デメリット〉
・縮毛矯正をかけていると動きが出にくいので、コテやアイロンをあてないと中途半端なヘアスタイルになりやすい
ボブは種類によってそれぞれにメリットとデメリットがあります。
ボブにする際は上の記事を参考にして担当の美容師さんにご相談してください。
【検証!】縮毛矯正をしたボブは丸顔に似合うのか!?
【ゲスト】
【お悩み】
・大きく強いうねりがある
・頭がデカく見えるのが嫌だ
・丸顔で顔が大きく見える
【髪の状態を解説】
①うねりが頭を大きく見せている
→頭を小さく見せるにもカットではどうしても限界があります。
②顔の横にくる膨らみが丸顔を余計に強調している
顔の横にうねりがくるとどうしても輪郭が強調されてしまいます。
→カットで重さは取れてもうねりは取るのは難しい。
①と②の点からこのゲストの方は丸顔をカバーして頭を小さく見せるには縮毛矯正をすることをおすすめします。
では難しいと言われている【縮毛矯正+ボブ】はどのような工夫が必要なのでしょうか。
✔︎ボブに縮毛矯正をする時に大切な3つのポイント
1、髪質の見極め
2、お薬の塗り分け
3、アイロンの当て方
✔︎髪質の見極め
髪は根元→中間→毛先によって痛み方が全く違います。
根元と同じお薬を毛先に塗ってしまうと髪が痛みボブにはできません。
見て触って髪の硬さや弾力を見極めてお薬を決めていく経験値がものをいいます。
✔︎お薬の塗り分け
髪は場所によってクセの強さ、髪の太さが違います。
場所によってお薬を細かく塗り分けることで綺麗なボブに仕上げることができるのです。
今回のモデルさんは4種類のお薬を塗り分けます。
1パネルごとにペーパーをしきながら丁寧に塗っていきます。
✔︎アイロンの当て方
【産毛は産毛専用のアイロンで】
産毛に全体と同じアイロンを使ってしまうと髪の傷みにつながります。
髪を優しく包むプレートを使用した専用のアイロンで際から綺麗に伸ばします。
【中間部分のくせはしっかり伸ばす】
特殊なブラシを使って髪のうねりとざらつきをとりながらくせを伸ばしていきます。
【毛先は丸みをつけてアイロンする】
毛先は自然に内巻きに入るように丸みをきかせてアイロンをあてていきます。
実際にアイロンをあてている動画はこちらを是非ご覧ください↓
仕上がり
縮毛矯正をしたことにより、顔の横にくるうねりをとることができました。
うねりがなくなることにより縦長のシルエットになり、丸顔がカバーされました!
後日、とても嬉しい口コミをいただきました。
縮毛矯正の口コミ
先日はありがとうございました!他の方の口コミ通り、素晴らしい仕上がりに大満足です!
長年、うねりのひどい髪で、1度他の美容院で失敗されてしまい、チリチリになってしまい、更に痛む事も覚悟で一か八かで井上さんにお願いしましたが、髪がまるで修復されたかのように、ツルツルになりました⭐︎
お値段がお値段なので、最後の切り札として今まで違う美容院でお世話になっていたのですが、これからはもう井上さんにずっとお任せしたいと思います!もう浮気出来ません 笑
まとめ
丸顔で悩んでいる人はくせ毛を活かすのではなく【縮毛矯正をして切りっぱなしボブにする】のがおすすめです。
ご来店いただきありがとうございました。
とびっきりの笑顔をいただきました!
切りっぱなしボブについてより詳しく知りたい方はこちらの記事
≫【縮毛矯正をすれば出来る!】憧れのボブの切りっぱなしヘア!
をご覧ください。
縮毛矯正と切りっぱなしボブについてかなり詳しく書いています。
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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