こんにちは!東京 銀座 縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
→くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
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縮毛矯正をした後のシャンプーはいつするのが正しいの?
僕がオススメしているのは翌日からのシャンプーです。
その理由はこの記事でお話しさせていただきます。
縮毛矯正をかけた当日にシャンプーをするととれるのはウソ?
縮毛矯正をした当日にシャンプーをすると縮毛矯正がとれてしまう。
今までそう言われてきました。
なぜなら多くの美容師さんもそうやって教わってきたのです。
しかし本当は当日にシャンプーをしてもそこまで問題はありません!
縮毛矯正は一度かけた部分は半永久的にストレートになります。
もし仮にその日にシャンプーをして縮毛矯正がとれてしまうことがあったのならばそれは【縮毛矯正の失敗】です。
縮毛矯正はした後にすぐにシャンプーをしてもとれることはありません。
それもふまえて今回は
・縮毛矯正をした後のシャンプーをするタイミング
・縮毛矯正後の正しい髪の洗い方
についてお話ししたいと思います。
縮毛矯正をした後のシャンプーをするタイミング
縮毛矯正をした後は24〜48時間は髪を洗ってはいけない!?
縮毛矯正をした後は1〜2日は髪を洗ってはいけないと今まで言われてきましたがそれはなぜなのでしょうか。
真夏の縮毛矯正で髪が洗えずに辛い思いをした方も多いのではないでしょうか。
それは髪の中に縮毛矯正をした時のお薬が残留しているため。
その薬が抜けるまでに時間がかかるからです。
その薬とは正確には【残留アルカリ】と言います。
髪は本来お肌と同じ弱酸性ですが、縮毛矯正のお薬に含まれる残留アルカリで、髪がアルカリ性になっているのです。
髪がアルカリ性になるとどうなるの?
髪がアルカリ性に傾いてしまうと表面のキューティクルが開いていてとても傷みやすい状態になっています。
海に入ると髪がバサバサになったことは皆さんありませんか?
あれは紫外線による痛みもあるのですが、実は海水が一番の原因です。
お薬の数値を美容室ではよくPHで表すのですが、
0(酸性)→7(中性)→14(アルカリ性)
となっています。
実は海水は強いパーマ液と同じPH8以上(アルカリ性)なので髪のキューティクルが開いてしまいバサバサになってしまうのです。
※ちなみに水道水はPH7,6でほぼ中性です。
縮毛矯正をした後も海に入った後と同じアルカリ性に傾いた髪の状態になっています。
実は縮毛矯正をした当日にシャンプーをしない方がいい理由は
シャンプーのときに髪がこすれてしまうと痛んでしまうため
なのです。
では髪をアルカリ性から健康な弱酸性に戻すにはどうしたらいいのでしょうか。
残留アルカリを髪からなくす方法
普通だと残留アルカリが完全に抜けきるのは、1週間前後かかります。
しかし僕のお店では【縮毛矯正後に炭酸(バッファー剤)を使い残留アルカリを除去】して縮毛矯正後の髪の痛みを大幅に軽減しています。
(美容室で縮毛矯正の後にこの作業をしていないお店は要注意です!!)
これが他のお店とは違い僕が翌日からのシャンプーをオススメしている理由です。
お家でできるケアとしてはシャワーをいつもより長めにあてて髪を流す
水道水はほとんど中性に近いので、当て続けることにより、アルカリ性の髪はだんだんと弱酸性に近づいていきます。
※いつものすすぎにプラス3分長くシャワーで流すことをオススメしています。
縮毛矯正後の正しいシャンプーの3つのポイント
1、すすぎをいつもよりプラス3分長くする
シャワーをキューティクルの流れに合わせて上から下に当てながら流す。
ここをしっかりすることにより、汚れも8割は落とすことができます。
お湯の温度は38〜40°をオススメしています。
2、シャンプーをしっかり泡立てる
泡をしっかりたてることにより、髪と髪との摩擦をやわらげて痛みを減らすことができます。
3、地肌から優しく手櫛を通すように髪を洗う。
髪をこすってしまうとダメージが出やすくなります。
ゴシゴシこするのではなく、手櫛を通して優しく洗います。
まとめ
縮毛矯正をした方は
・翌日からシャンプーをする
・いつもより長めに髪をシャワーで流す
・シャンプーの泡だてをしっかりする
・ゴシゴシこすらずに手櫛を通して優しく洗う
ことからはじめてみてくださいね。
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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最後までお読みいただきありがとうございました。
Michio Nozawa Hair Salon Ginza 店長 井上 賢治