捻転毛を縮毛矯正!きれいなストレートにできる2つの方法
捻転毛で悩んでいる方
「捻転毛で悩んでいて縮毛矯正をしても綺麗にくせが伸びない」
「捻転毛で今まで縮毛矯正をやれなかった」
このような疑問にお答えします。
・捻転毛とはどんなくせ?
・捻転毛になってしまう原因とは?
・捻転毛を縮毛矯正で綺麗に伸ばすコツ
・捻転毛の縮毛矯正のおすすめ期間
こんにちは!年間3000人以上のくせ毛の方を担当している
東京 銀座の縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
≫くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
自身がくせ毛で悩み、沢山のお客様を担当させていただいている経験から記事を書きました。
この記事を読んでいただけたら、捻転毛のくせでも縮毛矯正をして綺麗なストレートにすることができます。
美容室にいくと捻転毛だから縮毛矯正で綺麗にくせを伸ばすのは難しいと言われます。
捻転毛は確かに綺麗に伸ばすのは難しいくせでは
ありますが、それも美容師側のひと工夫で変わります!
まず捻転毛はどんなくせなのかを理解することが大切です。
捻転毛とはどんなくせ?
・うねりだけでなく、髪の一本一本が捻れているくせ
・見た目は髪がとても痛んでいるように見える
・手触りがザラザラしている
・髪が捻れている部分が細くなっているので切れやすい
ただうねっているくせ(波状毛)とは違い、この捻れているのがとても厄介です。
なぜなら縮毛矯正をしても髪にざらつきが残りやすいからです。
捻転毛は男女共にある悩みで、とくに日本のくせが強い人に多い。
捻転毛になってしまうのは、やはり遺伝が原因なんでしょうか?
捻転毛になる原因は遺伝ももちろんありますが、実は他の理由の場合もあるんです!
捻転毛になってしまう原因とは?
※くせ毛になる理由は先天的なものと後天的なものにわかれます。
【先天的要因】
✔︎ 遺伝
くせ毛は優性遺伝のため、親から子へ遺伝することが多い。(両親にくせがなくても、隔世遺伝する時もあります)
【後天的要因】
✔︎ 皮脂や汚れの詰まり
毛穴に皮脂や汚れが詰まってしまうと、生えてくる髪の形が変わり、捻転毛のようなくせ毛が出てくることがある。
✔︎ 加齢
加齢によりお肌や頭皮が下がってきたりすると、毛穴の形も変わってしまい髪が捻転毛になる時があります。
✔︎ 生活習慣
過度な食事やダイエット、運動不足や睡眠不足による不摂生で、頭皮に栄養がいかなくなり、生えてくる髪にくせが出てしまうことがあります。
くせ毛の原因は遺伝だけではないんですね!
年々、くせが強くなっていく気がしていたので、まず毎日の生活習慣から気をつけていこうと思いました。
そうなんです!くせが強くなっている人は、シャンプーを変える、食生活や生活習慣を変えるだけで、くせが扱いやすくなることもあります!
自分のくせ毛はどれくらいの期間で縮毛矯正をすれば良いのかわからないのですが何か見分ける方法はありますか?
縮毛矯正の期間はそのくせをみれば簡単にわかります。
以下を参考にしてみてください!
捻転毛の縮毛矯正のおすすめ期間
捻転毛の場合の縮毛矯正の期間は、うねりの幅で決まります!
うねりが出てしまうと頭が大きく見えてしまうので、縮毛矯正の正しい期間は”うねりが出る手前”がベストです。
このゲストの場合は4ヶ月に一回、一年に3回ペースが理想です。
※髪は1ヶ月に約1センチ伸びます。あなたのくせの一番強い部分をみて自分に一番適した縮毛矯正の期間を理解しましょう
すごいわかりやすいです。
毎日乾かすだけで髪を綺麗にまとめたいのですが、捻転毛の場合は、くせ毛を生かすよりは縮毛矯正をしたほうが良いんでしょうか?
そうですね。くせ毛の種類にもよるんですが、捻転毛の方は縮毛矯正をしたほうが髪にツヤを出せたり扱いやすくなると思います。
縮毛矯正は2つのポイントを抑えるだけで、捻転毛でもきれいなストレートにすることができます。
捻転毛を縮毛矯正で綺麗に伸ばすコツ
1、薬剤の塗り分けが大切
捻転毛はうねりが強いため、ストレートな部分とくせ毛の部分の差が出やすくなります。
そこで捻転毛をきれいなストレートにするには、くせの見極め、お薬の塗り分けが大切です。
前回、縮毛矯正をやっている部分にお薬がついてしまうと、髪は傷んでしまい、境目に薬がついていないとくせが伸びないので、一枚一枚ペーパーをしいて薬の塗りムラがでないようにします。
2、ストレートブラシを使ったアイロン操作
※捻転毛を綺麗に伸ばすには実はここが一番大切!
このような櫛を使うと、テンションがうまくかからないため、捻転毛のねじれている癖が綺麗に伸びません!
そこで僕はこちらの【ツインブラシ】を使ってアイロンをあてます!
ツインブラシは両方の面からしっかりテンションをかけられるので、捻転毛のねじれやザラつきも綺麗なストレートにしながらアイロンをあてられます!
大切なのは”アイロンよりもその前の髪をどれだけ真っ直ぐに保てるか”です!
この2つのポイントを抑えて縮毛矯正をすると、どんなに強い捻転毛のくせもサラサラのストレートヘアニウすることができます!
✔︎ 仕上がり
仕上げはもちろん乾かしただけです。
ストレートにすることで、捻転毛特有のうねりと捻れで頭が大きく見えてしまう悩みも解決できます。
後頭部の強いうねりもストレートにすることで、ザラザラだった見た目もなくなり髪にツヤが生まれます。
髪の膨らむ原因である、内側の強いうねりもきれいに伸ばすことで、ボリュームがダウンします。
内側のくせをきれいに伸ばすと、頭が小さくなります。
まとめ
捻転毛は
・場所によってくせの強さが違うことが多い
・髪にざらつきが残りやすい
のできれいなストレートにするのは、とても難しいくせ毛です。
【髪質・くせ毛の強さの見極め、お薬の塗り分け、捻転毛を伸ばすアイロン操作】
この3つのポイントを抑えれば、どんな捻転毛もきれいなストレートに伸ばせます。
縮毛矯正は、一度でも失敗をしてしまうと、その部分はきれいなストレートにならなくなってしまいます。
もし縮毛矯正で失敗してしまった方はこちらの記事を是非ご覧ください。
できれば縮毛矯正は失敗をする前に、まずは本当に得意な美容師さんに相談してくださいね!
縮毛矯正の上手な美容師の見つけ方はこちらの記事をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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