くせ毛にストレートパーマをおすすめしない3つの理由
こんにちは!東京 銀座 縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
→くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
ストレートパーマでくせ毛が伸びると思っている方も多いと思いますがそれは大きな勘違いです。
くせ毛の方はサラサラなストレートにしたいのであれば、ストレートパーマではなく縮毛矯正をしなくてはクセを伸ばすことは出来ません。
この記事は
・自分の髪質にはストレートパーマがいいのか縮毛矯正がいいのかわからない
・ストレートパーマはどんな技術か知りたい
・ストレートパーマと縮毛矯正の違いがわからない
という方に読んでいただきたい内容になっています。
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ストレートパーマとはどんな技術?
ストレートパーマとは
髪の結合を解くお薬を塗る
↓
流す
↓
髪の形を固定するお薬を塗る
↓
髪を乾かす
時間が30分程で終わる技術です。
お薬は縮毛矯正と同じものを使う事がほとんどです。
もともとストレートパーマは”かかりすぎてしまったパーマを落とす技術”です。
しかしストレートパーマでくせを伸ばす事ができると思っている方がほとんどです。
ストレートパーマと縮毛矯正の違いとは?
それは”ストレートアイロンを当てるか当てないか”の違いです。
アイロンを当てるという技術をプラスするだけで、くせを伸ばす事ができ、髪につやを出すことができます。
縮毛矯正により伸ばしたくせ毛は半永久的にストレートを維持できます。
ただしこのアイロンのやり方で髪の形が決まってしまうため、一回でくせを綺麗に伸ばせる技術が必要になります!
半永久的に形を決められるからこそ、美容師側の知識と経験が必要不可欠です!
くせ毛の人におすすめなのは縮毛矯正
ストレートパーマは薬をつけるだけですが、縮毛矯正は薬により髪の結合を解いた後にアイロンで髪の形を変える事ができるため一度きれいなストレートになった部分は半永久的に維持できます。
こちらの記事(必読!|縮毛矯正は髪が痛む!?実際のダメージや傷む原因は?)でもご紹介させていただいていますが、縮毛矯正は髪が傷むと思われがちですが、それは同じ部分を何度もかけるのが原因です。
実は縮毛矯正は一度できれいに伸ばす事ができれば髪を痛める事はほとんどありません!
ではくせ毛の方にはなぜストレートパーマはオススメしないのか?
くせ毛にストレートパーマをおすすめしない3つの理由
1、ストレートパーマの方が縮毛矯正より傷む
お薬が縮毛矯正と変わらないので、一度やった部分に何度も繰り返すストレートパーマより、一度やっただけで綺麗なストレートに仕上げ、やった部分にはお薬はつけない縮毛矯正の方が髪の傷みは少ないです。
2、くせが伸びない
ストレートパーマではクセが収まるのは2〜3日だけです。
強いくせ毛の方だとストレートパーマをしただけでは何も変わらない場合もあります。
時間が経つといつもどおりのボリュームが出て、髪に残るのは傷みだけ。
3、縮毛矯正に比べ頻繁にやらなければいけない
縮毛矯正は平均でも4ヶ月に一回くらいで平気ですが、ストレートパーマをしている方は1ヶ月〜2ヶ月に一回は繰り返さなくては、ボリュームダウンを維持できません。
結果、ストレートパーマは縮毛矯正よりもコストもかかり髪も傷むということが言えます。
ではストレートパーマをかけた方がいい人はいるの?
ストレートパーマを唯一すすめる場合は?
こちらの記事にも書きましたが、“髪をまっすぐにしたくない”という方だったり“パーマをかけたくなる”という人にのみストレートパーマをオススメします。
まとめ
くせの強い人にストレートパーマをしても、一時的にボリュームダウンはしても時間がたつとすぐにくせが出てきてしまいます。
ただお薬は縮毛矯正と同じものを使っている事が多いため、くせの状態に戻ったときに残るのは”髪の痛みだけ”です。
くせ毛の方は、毎日のお手入れを楽にしたい場合はストレートパーマではなく縮毛矯正をかけましょう。
くせ毛でも
ストレートが好きではないけどなんとなくボリュームを抑えたい方
パーマなどをまたかけたくなる方
はストレートパーマをするのもオススメです。
縮毛矯正をお願いするときは、髪の将来の事までしっかり考えてくれる美容師さんに必ず任せて下さいね!
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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最後までお読みいただきありがとうございました。
Michio Nozawa Hair Salon Ginza 店長 井上 賢治