縮毛矯正での失敗!根元折れで強くなったうねりの原因を徹底解明!
こんにちは!Michio Nozawa Hair Salon Ginza/ミチオ ノザワ ヘアサロン ギンザ店長の井上賢治です。
→くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
縮毛矯正をした時はいいけれど髪が伸びてくるとすぐにうねりが気になる。
それは実はくせ毛は伸びていても縮毛矯正の失敗をしているかもしれません。
”根元折れ”を起こしていると髪が折れてうねりが更に強くなる事があるのです。
今回のお客様も髪の根折れが原因でくせ毛と縮毛矯正をした部分の境目が目立ち悩んでご相談に来ていただきました。
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本日のゲスト
【髪の状態】
・前回一年前に縮毛矯正をしているがやった部分の髪が折れている
・耳の前と後ろでクセの強さが違う
・全体的に髪が膨らみやすい
この膨らみの原因は実は内側の強いうねりにあるのです。
縮毛矯正での根元折れの2つの原因とは?
1、お薬が頭皮についてしまう
頭皮にお薬がついたまま放置してしまうと、生えてきた髪が根元から折れてしまう原因になります。
2、アイロンを根元から強く当ててしまう
縮毛矯正をしている髪はとても繊細な状態です。
そこに強い力でアイロンを当ててしまうと髪はアイロンの熱で折れてしまいます。
縮毛矯正の失敗を防ぎ綺麗にくせを伸ばす2つのポイント
1、お薬の塗り分け
一年分で約12センチ程伸びているクセ毛の縮毛矯正で気をつけなくてはいけないのが、前回やった部分と今回やる部分の境目にくせを残してしまう事。
根元折れにより出来ている部分がぽこっと髪が膨れてしまったり、まっすぐにならずに髪に均一なツヤが出なくなってしまいます。
そこで僕がやっているのが上記の画像にように1パネルごとにペーパーを敷きながら施術する事です。
手間はかかりますがこの作業をすることにより、クセの部分の見極めや、場所によってのくせの強さの確認、地肌に薬をつけないように塗る事が出来て、縮毛矯正の仕上がりが格段に変わります。
2、アイロンの使い方
余計な力は入れずに髪のタンパク質を潰さないようにあてる。
親指の先を押し当ててアイロンをしてしまうと髪が潰れて硬い仕上がりになってしまいます。
この2つのポイントを抑えることにより縮毛矯正の失敗を防ぎ、ただ乾かすだけでもこのように自然な仕上がりになります。
仕上がり
最も強い内側のクセもしっかりと伸ばすことにより、頭も小さくなりました。
根折れの部分のつなぎ目も痛みなく伸ばし、髪のツヤも出ました!
まとめ
縮毛矯正はしっかりとした知識と技術を持っていれば本来髪をそんなに傷ませる技術ではありません。
しかし一度失敗をしてしまうと直すのがかなり大変な技術です。
そんなに頻繁にやる技術ではないからこそ、美容師さん選びは慎重に。
最後にご一緒にお写真をパチリ!
仕上がり喜んでいただけてとても嬉しいです!!
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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最後までお読みいただきありがとうございました。
Michio Nozawa Hair Salon Ginza 店長 井上 賢治