縮毛矯正をして次にやるタイミングがわからない方
「縮毛矯正をしてから時間が経ち、私のくせの強さだと次はいつくらいにやればいいですか?」
縮毛矯正をした方からよくこのご相談をいただきます。
基本的にはその人のくせの強さによって縮毛矯正をやる頻度は変わります。
今回はくせに合わせた縮毛矯正の期間や頻度についてわかりやすく解説していきたいと思います。
・縮毛矯正をやる期間や頻度はどれくらいがおすすめ?
・縮毛矯正のもちを良くする方法
年間3000人以上のくせ毛の方を担当している
東京 銀座の縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
≫くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
今までの多くの経験から感じていることを記事にしました。
この記事を読んでいただき、縮毛矯正をやるタイミングについて悩んでいる方の参考になればと思います。
縮毛矯正をやる期間や頻度はどれくらいがおすすめ?
✔︎縮毛矯正をやる頻度は髪の長さで変わる?
縮毛矯正をするとやった部分は半永久的にまっすぐですが髪が伸びてくるとどうしてもくせ毛はまた出てきます。
よく「髪型を短くしたら縮毛矯正を頻繁にやらなくてはだめですよね?」とご質問いただきます。
実際は髪型がショートやロングだから変わるわけではありません。
縮毛矯正をする期間や頻度は、くせ毛の種類とうねりの幅によって決めてあげるのが一番です!
まずはあなたのくせの種類を理解するところからはじめましょう!
✔︎くせ毛の種類と特徴
・縮毛
・捻転毛
・波状毛
・連珠毛
くせ毛の種類は大きく分けて4種類あります。
【縮毛】
・髪の毛一本一本が縮れているくせ毛
・縮れ毛ともいう。
・くせ毛の中でも最も強い
・アフリカ系の黒人の方に多いくせ毛。
【捻転毛】
・髪の毛一本一本が捻れているくせ毛
・乾かした時に広がりやすい。
・髪の太い所と細い所があり手触りがザラザラしている。
【波状毛】
・髪がうねるくせ毛
・大きいうねりや細いうねりなど様々な種類がある
・日本人に最も多いくせ毛
【連珠毛】
・見た目では非常にわかりづらいが触ると髪の毛一本一本がボコボコしているクセ。
・髪にツヤが出ない
・湿気や静電気に弱い
それぞれのくせ毛の特徴はわかりましたか?
ご自分のクセの種類がわかったところで、次はクセの強さ、うねりの幅による縮毛矯正の期間の決め方を見ていきましょう!
✔︎くせ毛の強さ別の縮毛矯正の期間の決め方
※縮毛矯正をやる時期は梅雨に合わせてタイミングを決めるのがベストです!
梅雨時期は、主に6月前後なので、5月〜6月に縮毛矯正をやることを中心にあなたのくせ毛に合わせたタイミングを考える事をオススメしています!
【2か月ペースでかけるくせの種類と強さ】
この写真のように髪の一本一本がチリチリになっている縮毛と言われるくせ。
髪がうねっているのではなく一本一本がチリチリなくせなので根元が伸びてくると縮毛矯正をした部分と地毛の部分が馴染まずにすぐにくせが気になってしまいます。
【縮毛矯正のおすすめの周期】
6月、8月、10月、12月、2月、4月(年6回ペース)
【3か月ペースでかけるくせの種類と強さ】
髪の毛一本一本が捻れている捻転毛と言われるくせ毛。
縮毛矯正で伸びづらいクセで髪がねじれているため、うねりが強く髪がはねやすかったり、浮きやすいクセ。
【縮毛矯正のおすすめの周期】
6月、9月、12月、3月(年4回ペース)
【4か月ペースで縮毛矯正かけるくせの種類と強さ】
髪がうねり波打つ波状毛というくせ毛。
うねりの幅は人それぞれですが、場所によってうねりの強さが違ったり、うねる幅が違い最も色々な種類があります。
このクセの場合は、うねる幅によって縮毛矯正をやる周期は前後します。
【縮毛矯正のおすすめの周期】
6月、10月、2月(年3回ペース)
【6か月ペースで縮毛矯正をかけるくせの種類と強さ】
波状毛の大きいうねりの方。
地毛の部分が伸びれば伸びるほど、クセをしっかり見極めないとうねりが残りやすく、綺麗にクセを伸ばすには美容師の髪質の見極めや経験値が必要なくせ毛です。
【縮毛矯正のおすすめの周期】
6月、12月(年2回ペース)
【1年ペースで縮毛矯正をかけるくせの種類と強さ】
主に連珠毛と言われる髪のうねりや捻れではなく、髪一本一本に太い部分と細い部分があるクセ。
一見すると直毛にも見えますが、髪にツヤが出ない。アホ毛が気になる方に多いくせ毛です。
【縮毛矯正のおすすめの周期】
6月(年1回ペース)
縮毛矯正のもちを良くする方法
✔︎長さ別おすすめスタイル
【ショートヘアの場合】
・分け目をなくしたヘアスタイルにする。
ショートの方は中途半端な長さにするとかえってクセが気になることに。
※分け目をなくすくらい短くすることにより、伸びたクセが逆にいいボリュームになり伸びてきてとくせ毛が気にならなくなります!
【ボブの場合】
・重めのボブにする
※切りっぱなしのワンレングスボブがおすすめです。
【ロングヘアの場合】
・あまりレイヤー(段)を入れすぎない!
・あまり髪の量を梳きすぎない(軽くしない)!
※髪に重さを残すことによりクセが出づらくなります!!
✔︎日常のケアの仕方
【お風呂を出たらできるだけ早く乾かす!】
半乾きのまま寝てしまうとクセが出やすくなります!
※ドライヤーをかける時に45度の角度で下に向かって乾かすとクセが落ち着いて髪が伸びてきても収まってくれます。
【耳にできるだけ髪をかけない!】
耳にかけていると、もみあげの部分が浮き上がり、U字のクセがつきやすくなります!
これをかけグセと言います。
※もみあげ部分のクセがすぐに出てしまうという方は特にここを気をつけると、持ちが良くなります。
【強く縛らない】
これは縛りグセといい、縮毛矯正をしたのに襟足が起き上がったりうねってしまう原因になります。
※どうしてもお仕事などで、耳掛けや縛ったりしなくてはいけない方は髪を必ず完全に乾かして優しく掛けたり縛ったりして下さい!
まとめ★
自分のクセはどのくらいで縮毛矯正をかけたらいいかわからない!という方は、是非一度お気軽にご相談くださいね!
お写真を送っていただいてのLINEやメールでのご相談もお受けしています★
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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縮毛矯正の持ちが悪い!最適な期間はどのくらい?
北海道から縮毛矯正をするためにご来店くださいました★
最後までお読みいただきありがとうございました。
Michio Nozawa Hair Salon Ginza 店長 井上 賢治