縮毛矯正をして髪型をショートにしたいけど悩んでいる人
「縮毛矯正をしてショートヘアにできるのか知りたい。」
「ショートに縮毛矯正をするともちが悪くなるというのは本当ですか。」
「縮毛矯正をしてショートにしたら、真っ直ぐになりすぎて不自然になったと聞きましたが実際はどうですか?」
このような疑問にお答えします。
・縮毛矯正をしたショートによくある失敗
・縮毛矯正で髪型をショートに!失敗する前に知っておきたい注意点
・縮毛矯正でショートにする時によくある5つの質問にお答えします
・【検証!】ショートに縮毛矯正をして自然な仕上がりにできるのか
年間3000人以上のくせ毛の方を担当している
東京 銀座の縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
≫くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
今までの多くの経験から感じていることを記事にしました。
この記事を読んでいただき、少しでも多くの縮毛矯正をして髪型をショートにしたい方の助けになればと思います。
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縮毛矯正をしたショートによくある失敗
・真っ直ぐになりすぎて不自然な仕上がりになった
・ぺったんこになってボリュームが出なくなった
この真っ直ぐにクセを伸ばす事がショートにする時にはかえって仇となる事があります。。
ショートヘアに大切なのは【丸み】です。
くせ毛をただ伸ばすのではなく、“丸みや柔らかさを出しながら伸ばす事”が縮毛矯正でショートにする際に最も大切です。
縮毛矯正で髪型をショートに!失敗する前に知りたい注意点
縮毛矯正とショートヘア、これはくせ毛特化の美容師をしている中で、必ず出てくる問題です。
なぜなら縮毛矯正はショートヘアなど髪が短くなればなるほど難しいからです。
今までは縮毛矯正をしてショートヘアにはできないと言われてきました。
しかし結論は縮毛矯正をして髪型をショートにすることはできます。
むしろ縮毛矯正をしているからこそ出来るショートヘアが沢山あります。
大切なのは縮毛矯正とカットをする美容師の技術と知識次第ということです。
縮毛矯正の上手い美容師さんを探す
※これにつきます!!
【自身がくせ毛の美容師を見つける】
僕の持論ですがくせ毛の方の気持ちはくせ毛の美容師にしかわからないと思っています。
くせ毛のなにが嫌で、どうしたいのか、どんなところで悩むのか、その悩みを本当に理解してくれる美容師さんを見つける所から始めてみてください。
僕も学生の頃はくせ毛にとても悩み前髪や襟足に縮毛矯正をしていました。
青山、原宿の有名な美容室に沢山行っていましたが、どうしても仕上がりが真っ直ぐになりすぎたり、ぺったんこになってしまったり、満足のいく仕上がりになる事は一度もありませんでした。
縮毛矯正の上手な美容師を見つける場合は
【縮毛矯正 場所 髪の長さ】
で探してみてください。
例:【縮毛矯正 (場所) 上手い】【縮毛矯正 東京 場所 上手い 美容師】【縮毛矯正 東京 ショート】
縮毛矯正のうまさはお店ではなく個人で差があります。
美容院→✖️ 美容師→○ で検索してみてくださいね。
必ずブログを書いていたり、実際のbefore&afterを載せている美容師さんが見つかります。
※関連記事
詳しい探し方は
〉〉縮毛矯正を東京でしたい!上手い美容師を見つける4つの秘訣とは
をご覧下さい。
縮毛矯正でショートにする時によくある5つの質問にお答えします
1、縮毛矯正でショートにする時のおすすめの期間と頻度
ショートヘアにすると縮毛矯正のもちが悪くなると思いがちです。
実際にはやり方にもよりますが、ショートもロングともちはそんなに変わりません。
分け目を消したショートヘアにすれば、根元が伸びても自然にボリュームが出て気にならないため、ロングよりももちがいい場合もあります。
オススメの期間
クセの強さによってこの時期のどこかに合わせて縮毛矯正をやると毎日のお手入れが確実に楽になります。
湿気や汗をかく時期【6月、8月、10月】
乾燥する時期【12月、3月】
縮毛矯正は気になったらやるというよりは、自分のクセの強さに応じてやる時期を決めて定期的にする事により毎日のお手入れがとても楽になりますよ。
オススメの頻度
【夏の湿気や汗が出る時期】
2ヶ月〜3ヶ月に一回のペース
【冬の乾燥する時期】
3ヶ月〜4ヶ月に一回のペース
これがショートでくせ毛が最も出づらくヘアスタイルを綺麗に維持出来る理想の頻度です。
僕のお客様はもちが良いと言って半年から一年に一回のお客様もとても多いですが 笑
縮毛矯正はペースを守り根元のリタッチを繰り返す事で髪に余計な負担をかける事なく痛みを防ぎ綺麗なストレートヘアを維持できます。
※関連記事
縮毛矯正をやる頻度をもっと詳しく知りたい方はクセの強さ別でまとめた
〉〉必読!|縮毛矯正をやる期間はどれくらい?もちをよくする方法は?
をご覧下さい。
2、縮毛矯正の周期が早いと髪は痛む?
「縮毛矯正のやりすぎは髪が痛みますよね?」とよくご質問をいただきます。
一度でくせ毛を綺麗に伸ばし、伸びた部分だけをやる【リタッチ】を繰り返せば髪はほとんど痛みません。
僕のお客様には三週間に一回縮毛矯正をする方もいます。
しかしとても綺麗な髪を維持しています。
縮毛矯正自体はとても強いお薬を使うので、実際に髪を痛ませるか痛ませないかは美容師の腕しだい。
僕の場合は1パネルごとに毛先はトリートメントで保護していくため、何度も縮毛矯正を繰り返している方でも髪はとても綺麗です。
3、縮毛矯正の時間は髪の長さで変わる?
縮毛矯正の時間は髪の長さではそこまで変わりません。
縮毛矯正の大体の所要時間は3時間〜4時間。
髪の長さというよりは【髪の量、クセの強さ、根元のクセの伸びている長さ】によって多少時間が前後します。
4、縮毛矯正はロングとショートで値段は変わる?
これは美容室によってまちまちですが、お薬を使う量によって値段が変わる美容室が多いですね。
僕の所に来ていただく方はクセの本当に強い方が多いので、お薬の量などで値段を変えているとお客様もややこしくなってしまいます。
そこで僕は長さによって料金は変えずに一律で同じ金額で対応させて頂いています。
5、縮毛矯正は前髪なしの方が持ちがいい?
クセの強さにもよりますが、ショートバングにしなければ、縮毛矯正のもちはそこまで変わりません。
前髪が長いと分け目がついてしまうため、伸びたら余計に気になってしまうなんて事も。
クセの強さ、やりたいヘアスタイルに合わせてご相談頂ければ、あなたのクセの強さにあったもちの良い髪型をご提案させていただきます。
では実際に縮毛矯正をしてショートヘアを楽しんでいるお客様のBefore&Afterを見ていただきましょう!
【検証!】ショートに縮毛矯正をして自然な仕上がりにできるのか
【本日のゲスト】
・前回4ヶ月前に縮毛矯正をしている
・アイロンを毎日当てている
・ハチ周りが膨らみやすく頭が四角くなりやすい
・顔まわりに浮きながらうねるクセがある
・前髪の内側に強いクセがある。
✔︎縮毛矯正をしても自然な仕上がりのショートヘアに出来る3つのポイント
1、顔まわりのクセをしっかりとる
顔周りがうねっているとヘアスタイルがフィットせずに頭や顔がどうしても大きく見えてしまいます。
くせ毛をショートにして縮毛矯正をする際はこの”顔周りの部分くせ”をしっかりとる事が大切です。
2、ハチ周りの強いクセを収める。
頭の骨が出っ張っている部分(ハチ)はくせがとても強い場所です。
ハチのくせをしっかり伸ばさなくては、きれいな丸みが出ずに四角い頭になってしまいます。
場所によってのお薬の塗り分け、アイロンの当て方がとても大切です。
3、アイロンの当てる角度を45°で通す
アイロンの角度をまっすぐに当ててしまうと髪はツンツンになってしまいます。
縮毛矯正の中で髪の形を作るのがこのアイロン操作です。
どれだけ柔らかい丸みを出しながらアイロンを当てられるかは美容師の腕の見せ所。
この3つのポイントを抑えて縮毛矯正をする事により、ショートヘアでも乾かしただけでここまできれいに収まります。
仕上がり
縮毛矯正をすればアイロンなしでも憧れの下ろし前髪が作れます。
顔まわりはタイトに抑える事により輪郭にフィットして小顔効果抜群です。
襟足は潰すように、トップはボリュームが出るように縮毛矯正をする事により、奥行きのある後頭部の丸みを出します。
くせ毛の方ならわかると思いますが、浮きがちな顔まわりの髪も縮毛矯正なら下ろして作ることができます。
✔︎まとめ
縮毛矯正で髪型をショートにする際の注意点は
1、顔まわりのクセをしっかり伸ばす
2、ハチ周りのクセを収める
3、アイロンで丸みをつける
この三点を確実にこなせるくせ毛に精通した美容師さんにお願いしてみて下さいね!
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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最後までお読みいただきありがとうございました。
Michio Nozawa Hair Salon Ginza 店長 井上 賢治