ショートボブで縮毛矯正をしても失敗しない4つのポイント
ショートボブで縮毛矯正をして失敗し悩んでいる方
「以前に不自然で真っ直ぐすぎる仕上がりになってしまった」
「伸びてきた時にすぐに気になってしまう」
「美容室での時間がなかなか取れない」
このようなお悩みにお答えします。
・ショートの縮毛矯正はなぜ失敗が多いのか?
・ショートの縮毛矯正でおすすめの頻度はどのくらい?
・ショートの縮毛矯正は時間はどのくらいかかるのか
・【実例】ショートボブでの縮毛矯正
こんにちは!年間3000人以上のくせ毛の方を担当している
東京 銀座の縮毛矯正 くせ毛カットが得意な美容師 井上賢治です。
≫くせ毛 縮毛矯正のスペシャリストとして取材していただきました。
自身がくせ毛で悩み、沢山のお客様を担当させていただいている経験から記事を書きました。
この記事を読んでいただけたら、ショートでも縮毛矯正がしたいという方のお悩みを解決することができます。
まず知っていただきたいのは、ショートもロングもそこまで縮毛矯正のもちは変わらないということです。
スーパーロングとベリーショートでは、さすがに重さが違うので変わりますが、ロングからセミロングとショートやボブではほとんど変わりません。
むしろ分け目を消せるショートの場合は、分け目がついてしまうロングよりももちが良くなることもあります。
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ショートの縮毛矯正はなぜ失敗が多いのか?
自然な仕上がりにしづらい
縮毛矯正は髪が短くなればなるほど、柔らかい丸みを出しづらくなるので、自然に仕上げるのが難しくなる。
不自然に真っ直ぐになってしまうと、毛先がなじまずにヘアスタイルが形にならなくなる
【解決策】
1、根本、中間、毛先のお薬の塗り分け
髪は根本、中間、毛先によって痛み方がちがいます。
同じお薬を一回で塗ってしまうと髪は痛み真っ直ぐになり過ぎてしまいます。
お薬を髪の痛みに応じて塗り分けることにより、痛みを減らしながら、柔らかさを出すことができます。
2、アイロンでタンパク質を潰さずに丸みを出す
髪は本来丸いタンパク質でできています。
しかしアイロンで力を入れすぎてしまうと、髪が潰れてしまい、硬くまっすぐすぎる仕上がりになってしまいます。
アイロンの力ではなく、アイロン前の髪の毛を専用のブラシでまっすぐにしてから、アイロンを当てることにより、髪のタンパク質を潰さずに伸ばすことができ、柔らかい仕上がりにすることができます。
ショートの縮毛矯正でおすすめの頻度はどのくらい?
うねりの幅に合わせて決める
縮毛矯正の頻度は、くせ毛のうねりの幅で決めることがオススメです。
髪は、大体の方が1ヶ月で1センチ伸びます。
このモデルさんの場合は、大体4センチでうねりが切り替わるので、4ヶ月に一回の縮毛矯正をおすすめします。
ショートの場合、短い部分のくせがすぐに気になりやすい
髪が短いとくせの部分がすぐに伸びてきてしまうため気になってしまいます。
襟足やもみあげなど短い部分は髪が伸びてくると、馴染ませることが難しいため、はねたり不自然な仕上がりになりやすい。
【解決策】
1、ギリギリからのお薬の塗布
2、産毛専用アイロンで、ギリギリからクセを伸ばす。
ここをどれだけ細かく丁寧にできるかで、ショートの縮毛矯正のもちは大幅に変わります。
ショートの縮毛矯正は時間はどのくらいかかるのか
ショートの縮毛矯正の時間は、クセの強さや髪の量により多少変わりますが、大体2時間半〜3時間くらいかかります。
根本のリタッチであれば、ロングもショートもそこまで時間は変わりません。
【実例】ショートボブでの縮毛矯正
【Beforeの状態】
【髪の状態】
・一年前に縮毛矯正をしている
・波状毛と捻転毛のミックスされたくせ毛
・髪にツヤが出づらい
・手触りがゴワゴワしている
【ご要望】
・自然で柔らかい仕上がりにしたい
・ショートでも不自然にならず馴染ませたい
・乾かすだけで髪をまとめたい
【After】
まとめ
仕上げはもちろん乾かしただけです。
ショートでの縮毛矯正の悩み
・真っ直ぐになりすぎる
・ペタッとなってしまう
この悩みは、縮毛矯正のやり方次第でここまで自然に柔らかく仕上げることができます。
ショートでの縮毛矯正で成功するためには
1、根本、中間、毛先のお薬の塗り分け
2、ギリギリからのお薬の塗布
3、アイロンでタンパク質を潰さずに丸みを出す
4、産毛専用アイロンで、ギリギリからクセを伸ばす。
この4つのポイントを抑えることが必須です!
まずはあなたのくせは、生かせるか生かせないか、縮毛矯正はしたほうがいいか、しないほうがいいか、わからない方がとても多いので、いつでもご相談下さい。
実際のゲストの縮毛矯正によるリアルヘアカタログ
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